テマスカルサウナの考え方?(入り方ではありません)

テマスカルサウナって?

2023.5.27




テマスカル(Temazcal)

蒸す家という。意味らしい

赤土などで作られた女性の子宮を表したドーム状の小さな建物で体を蒸す。

簡単にいうとそんな感じですが。。どうやら日本のサウナとは向き合い方が異なることもあるようです。



この言葉、TEMAZCAL Iはナワトル語という言語。

 ナワトル語を使う民族はメキシコにいます。ナワトル語を使うメキシコの州は11州ほどあり、僕が今、訪れているオアハカ州もその一つです。


そのオアハカにはモンテアルバン遺跡があります。紀元前800年頃には最盛期を迎えていた古代遺跡!


僕も過去に訪れたその遺跡は宇宙的にも歴史がとても興味深い遺跡です。


   モンテアルバン遺跡にある天文台とされる建物


その遺跡にある球戯場近くからテマスカルサウナも発掘されていいたのを知り、ずっとちょこちょこ宇宙に関わなのではと、テマスカルの歴史をたまーに漁ってきました。


他のメキシコの遺跡でも球戯場の西側でテマスカルサウナの跡が見つかる事が多いそう。

メキシコの遺跡にのほとんどに球戯場があり、テマスカルの施設が見つかっているようです。

古代から人々の生活に密接に関わっていたことがわかります。



どうやらちょこちょこ調べていくうちに

テマスカルには利用目的の種類があるようだった。

メソアメリカ時代には

戦いの後の浄化

出産

治療

魂の浄化

健康維持

などそのぞれの目的により薬草を組み合わせ、水に浸し

それを主に火山よりの石を数時間熱した石にかけ蒸気を生み出し身体を蒸していた。


現在もナワトル語の環境下にいる子孫たちも


「これは私たちの体を健康で強く保つために私たちの祖先が行ってきた習慣です。」

と述べており

現代の一般的なテマスカルは、この「健康維持」という観点での利用がほとんどだと思います。







しかし元々はテマスカルはより宗教的で儀式としての施設であることも事実だ。


興味深い言葉に


以下スペイン語を翻訳して引用👇(若干Google翻訳が変ですがなんとなんく汲み取ってください)

私たちの祖先は、母親のへそを食べる新しい存在が発見され、その中に暗黒の中心が住んでいる母親の子宮を表現するものとしてテマスカルを構築しました。通常、テマズカルでは、へそが中央にあり、丸い目になっており、最初の扉を形成する 13 個の石から始まり、火山性の白熱石が小さなグループに配置されています。このようにして、太陽を象徴する 52 個の石に到達するまで、4 つのセッション、4 つのドア、4 つの入り口が作られます。(メキシコの伝統では、敬意を込めて石には祖母の名前が付けられます)。

これらの風呂は、メソアメリカと北アメリカのさまざまな先住民文化で、ハーブの注入によって生成される蒸気に基づく発汗と喀痰による解毒の医療目的で使用されてきました。

内部では、メンバーはハーブや果物で準備された薬によって栄養を与えられているため、発生するすべての熱によって体はその自然な呼びかけに反応し、皮膚の毛穴が開き、体は解毒され、毒素が排出されます。その汗が薬を浸透させます。

体を支えるものだけがあればいいのです。暑さに耐えている間、まだ心に残っていた楽しいことや、未来の予感などを思い出すなど、過去への翻訳の道が始まるかもしれません。これは、多くのことを明確にするのに役立ちます。

テマスカルの保護者は、それが責任であり、内部の人々の世話をしなければならないことを明確にしなければなりません。テマスカルに入る前に、これらの病気のいずれかがある場合は、治療担当者にコメントをしなければなりません。

  心臓の問題

慢性静脈の問題

急性期の静脈瘤脳循環の問題

低血圧または高血圧


それとも他の病気...


儀式と場所を尊重する限り、誰でもテマスカルに歓迎されます。テマスカルは、女性が妊娠中にそこで治癒されたため、女性の性別で作られています。子どもが子宮内で病気になった場合、特にその場合に備えて薬がそこに送られ、赤ちゃんは収容され、多くの場合そこで生まれました。場合によっては特別なテマスカルも作成できるため、テマスカルを奇跡と呼ぶ人もいます

と。



日本のサウナでも注意すべき事がテマスカルに学ぶものがありますね、

『蒸す前に知る❗️』自分に合った入り方、時間、水分の取り方など重要ですね。

疾患などを持つ方は特にムキになりすぎてプロサウナーぶるのはアマチュアです笑


そしてテマスカルの保護者とはおそらくシャーマンのことだと思います。


古代にはかなりメディカルでスピリチュアル。薬草の効能を、人体の仕組みなど知り尽くしてる感じです。サウナというものを自分たちの人体、魂を理解して向き合っていたことは

とても関心します。


南米ペルーを旅した時にもスチームサウナがよくあり、やはり薬草をスチームしていた所がほとんどでした。ユーカリやミント、ムにゃ?(むにゃと言っていたのは間違いありませんがどう書くかわかりません)と呼ばれる薬草など色々あり、肺も綺麗になるのではと思う心地よい香り。ペルーでは生贄になる人が生贄前にサウナで身体を清めていたそうです。

でもこのスチームサウナこれ日本にあったら絶対バズります!


結局

テマスカルと言っても目的は様々なことがありましたが、共通することは科学では説明出来ない、スピリチュアルな思想をもち、宇宙の原理、人間の仕組みや、生と死の仕組み。宇宙における人間の立ち位置。 そんなことなどを理解していたのではと思えました。


そんな熱と蒸気で身体を考えるサウナ。

薬草と人体の関わりや魂との関わり深いサウナを感じながら日本でも!ととのいたいですね!


植物もキノコも菌類ももちろん薬草と呼ばれるものもきっと繋がってます、これからもそんな宇宙の探訪をしていきます


店主が先日行ったテマスカル




つづく





















コメント

このブログの人気の投稿

【メキシコ】今は亡きシャーマン マリア・サビーナ

【メキシコ】初めてのキノコの夜

すすきのに不思議体験者が沢山